夏の保育におすすめ!年齢別で学んで楽しめる色水遊びをしよう!

年齢別遊び

好きな色ができると大喜び!いろいろな色を作って楽しんだり、混ぜたりしてごっこ遊びが広がりますよ。

色水遊びのねらい

・できた色を好きなものに見たてて遊ぶ

・色の不思議さやおもしろさを楽しむ。

・作り方や工夫したことを友達と教え合ったり、遊びを広げたりする

用意するもの

カップなどの透明容器、小さめのビニール袋、ペットボトルなど

色を出す素材

①色が出る花(おしろい花、あさがお、ほうせんか、マリーゴールド等)      

②色が出る紙(クレープ紙、フラワーペーパーなど)

③絵の具

🌸夏になると身近に咲いている、おしろい花やあさがおで色水遊びを楽しめますが、花が身近にない、時期によって花が咲いていない、ということもありますよね。活動に合わせて素材を選んでください。

2、3歳クラスにぴったり!色を出してみよう

①おしろい花で色を出す方法

小さめの透明ビニール袋(15㎝×20㎝前後)に水を2〜3㎝ほど入れます

このとき、半透明のビニール袋より、透明ビニール袋のほうが色がはっきり見えておすすめです

その中に①のおしろい花を入れて、②のように指先でモミモミ…③ジュワーっと水がピンク色に変化していく様子に、子どもたちは「出たー!」「ジュースみたい!」と大喜びするでしょう。入れる花の数を増やすと、どんどん濃い色水ができますよ。

色水だけをペットボトルに移すと、ジュース屋さんごっこが始まるかも!

②フラワーペーパー(お花紙)で色水遊びをする方法

100円ショップなどで売っているフラワーペーパーを用意します。

ピンク、黄、青、赤、白の5色が入っていました。

好きな色を選びます。

好きな色を選び、指先でちぎっていきます。子どもには「なるべく細かくちぎってね」と声かけします。ビニール袋に2cmほどの水と、ちぎったフラワーペーパーを入れ、一緒にモミモミ…すると鮮やかな色水ができますよ。

同様に青色も試してみます。

青色は黄色より時間がかかり3、4分
もみました

初めは単色から始め、子どもたちが興味を持つと複数のフラワーペーパーを混ぜてもおもしろいですね。

4、5歳クラスから…絵の具で好きな色を作ってみよう

③絵の具で色水遊びをする方法

好きな色の絵の具を2色用意します。(原色がわかりやすいです)今回は青色と赤色にしました。色水遊びでカップなどの容器に絵の具をほんの少し入れ、水を加えていきます。水の量によって様々な濃さの色水ができます。

紫色になりました!色と色を混ぜると違う色ができる事に子どもたちは気づくでしょう。そして色の不思議さや魅力に夢中になること間違いなしですよ!

アレンジとしては…

黄色と緑色の絵の具を使ってやってみました。

予想通りの色水ができたでしょうか?

綺麗な黄緑色ができました。「メロンジュースみたい!」「抹茶みたい!」という子どもたちの声が聞こえてきそうですね。

ポイント  色を混ぜる前には、保育者は、何色になるかをあえて言わず、子どもたちにクイズ形式にしてみたり、できた色の驚きを子どもたちと一緒に共感していきたいですね。

白色と、赤色をほんの少しで、ピンク色になりました。赤色の量や水の量によって自分だけのオリジナルな色水が出来上がりますよ。ペットボトルに入れてジュース屋さんごっこに展開すると、友達同士で会話も楽しみながら遊べそうですね。

そして、色水遊びで遊んだ後は…

こんな絵本を読むと、ますます色の世界に引き込まれていくと思います。 

おすすめ絵本 

「いろいろいろのほん」 エルヴェ・テュレ作、谷川俊太郎訳  ポプラ社

「じぶんだけのいろ」レオ=レオニ作、 谷川俊太郎訳  好学社

「まほうのえのぐ」 林明子作  こどものとも傑作集

「くれよんのくろくん」なかやみわ作・絵  童心社

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