ひとりで遊ぶのも楽しいけれど、友達や先生と一緒に遊ぶともっと楽しい!と思える遊びをご紹介します。社会性が身につき始める年齢でもありますので、おすすめです。
集団遊びのねらい
友達や保育者と一緒に体を動かして遊ぶことを楽しむことで社会性を身につける
簡単なルールのある遊びを理解する
①「むっくりくまさん」
遊び方
子どもたちは手をつないで輪になり、真ん中でクマ役の子ども(もしくは保育者)が、座ってぐうぐう寝ます。輪の子どもたちが歌いながら回ります。
「♪むっくりクマさん むっくりクマさん あなのなか
ねむっているよぐぅぐぅ ねごとをいってむにゃむにゃ
めをさましたら めをさましたら たべられちゃうよ
クーマーさーん♪(クマに向かって呼ぶ)」
クマ役が「がおー!」と起きて、子どもたちを捕まえます。逃げる子どもたちも必死!中には捕まえて欲しくてわざと止まってみたりする子どもも!何度も繰り返し遊べます。
捕まった子どもが次のクマ役になりますが、その辺りはアレンジを効かせながら、クマになりたい子どもがやってもいいかと思います。ぜひ何度も繰り返して楽しんでくださいね!
②「だるまさんがころんだ」簡単バージョン
遊び方
鬼役を1人決め(2、3歳クラスの場合、慣れるまでは保育者がするとよいですね)、離れたところにラインを引き、そこからその他の子どもたちはスタートします。鬼が「だるまさんがころんだ」と言う間に、子どもたちは鬼に近づき、鬼が振り返った時には動かずにじっと止まります。ストップゲームのように遊ぶことで、スリル感が楽しめます。この部分だけでも何度も繰り返し遊べ、気持ちの駆け引きをしながら楽しむことができますよ!
③しっぽ取り
遊び方
しっぽを用意します。カラーのヒモや、すずらんテープを三つ編みにしたもので、20〜30cmほどの長さがあるといいです。子どもたちはしっぽのようにしてつけ、「よーいスタート!」で鬼に捕まらないよう逃げます。鬼役は保育者がなり、走る速度を加減しながら楽しむといいですね。また保育者がたくさんしっぽをつけ、それを子どもたちが取る、と言う逆バージョンも楽しいですね。
まとめ
2、3歳クラスで楽しめる体を使った集団遊びをご紹介しました。初めはルールにこだわらず、「友達と一緒に遊ぶことって楽しい!先生と一緒に遊ぶことが楽しい!」と言う気持ちを感じる経験を積み重ねることが大事だと思います。慣れてきたら、少しずつ子どもと一緒にルールを決めていくといいですね。
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