子どもの食べ物の好き嫌いをなくすには!保育士直伝の食育

子育ての悩み
お母さん
お母さん

「うちの子、離乳食の時には何でも食べてくれたのに、この頃は好き嫌いが出てきて料理するのが難しくなったわ」

お母さん
お母さん

「うちの子は野菜が苦手で、食事を見た途端大泣きするの」

まろん先生
まろん先生

子どもの成長とともにいろいろな悩みが出てきますよね。子どもの好き嫌いのお悩みを解決いたします!

子どもがどうしてその食材が苦手なのか原因を見つけましょう

・食べたことがないから

・以前食べておいしくなかったから

・硬くて噛み切れないから

・食感が苦手だから

食べない原因がわかると、対処がしやすくなりますね

切り方を工夫してみましょう

・まずはその食材を少しでも「食べよう」と思えるようにしましょう

・切り方をみじん切りにして「食べられた!」と言う自信が持てるようにしましょう

・星形やハート形などに型抜きをしたり、子どもが喜びそうな形に切ったりしてみましょう

調理方法を工夫してみましょう

・子どもはやや甘い味付けが食べやすいようです 煮物でも酢の物でも少し甘めに味付けをしてみましょう ケチャップ味やカレー風味なども子どもが好きな味付けです

・食感が苦手な子どもには、いつもより柔らかく調理してみたり、逆に硬めに調理してみたりしましょう

アレルギー症状が出て食べにくいお子さんがおられる場合は、通院してお医者さんの診断に従ってくださいね

食事の際の工夫をしましょう

・楽しく食べられるように、お家の人と一緒に楽しい会話をしながら食べましょう(TVは消しましょう)

・盛り付けを工夫しましょう…子どもが自分でお皿に盛り付けたり、お弁当箱に入れて遠足気分を味わったりするのも楽しいですね

・「1口だけ食べてみよう」と誘ってみましょう

・もし少しでも食べられたら「ママも本当は苦手なんだけど、○○ちゃんは自分で食べられるの?すごいね」などと褒めてあげてください。一気にやる気モードになるかも!

・そして何よりも食事の前にはたっぷり体を動かして遊び、お腹が空いていることが大事です

親子で楽しく食育に取り組んでみましょう

5大栄養素と働きを親子で一緒に楽しく学んでみよう!

タンパク質:体の筋肉や内臓を作る      

炭水化物:体の力となる
脂質:体のエネルギー源となる
ビタミン:体の調子を整え皮膚や粘膜を守る
食物繊維:腸を整え体をきれいにする

・4、5歳頃になると、体づくりのためにはいろいろな食材を食べることが大事だという話を聞いたり、どんな栄養があって体の何(筋肉、骨、血など)を作っているのかの話を学んだりすることで、自分から食べるきっかけになることがあります

・野菜を一緒に育てる…きゅうり、ピーマン、なす、トマト、オクラなどは、苗を買ってプランターでも育てることができますよ

・親子で料理をする…ピーラーで野菜の皮むき(子ども用軍手をつけると安心して行えます)特ににんじん、大根は皮がむきやすいですよ!

その他手で玉ねぎの皮をむく、卵を割る、餃子を包む、ピーマンの種取り、絹さやの筋とり、とうもろこしの皮むき、たけのこの皮むき、具材を混ぜる、炒める、塩胡椒する、…その日のメニューから子どもができることを見つけてさせてあげましょう

自分で作った料理は、他の何にも変えがたく美味しく感じられるでしょう また作った料理を家族のみんなが喜んで食べてくれると、役に立ったという自信がついて好き嫌いを克復することにつながると思います

ポイント1「これが絶対!」と思わずに子どもさんが楽しく食事することや食材に興味が持てるよう、さまざまな方法を試してみてくださいね

ポイント2「今日から好き嫌いのない子どもにするぞ」という親だけ意気込むのは禁物です 子どもの体調ややる気に合わせて進めていきましょう

食事や食材に関心持てるようになる絵本をご紹介します

「ノンタンもぐもぐもぐ」キヨノサチコ作 偕成社  

「しろくまちゃんのほっとけーき」わかやまけん作 こぐま社

「おべんとう」小西英子作 福音館書店

「サンドイッチ サンドイッチ」小西英子作 福音館書店

「おやおやおやさい」石津ちひろ文 山村浩二絵 福音館書店

「さつまのおいも」中川ひろたか文 村上康成絵 童心社

「かこさとしからだの本 たべもののたび」かこさとし作 童心社

お母さん
お母さん

子どもの好き嫌いをなくすために親が工夫できることはたくさんあるのね。早速試してみます!

あせらず楽しく食事ができるように心がけてあげましょう!

何でも食べようとする気持ちは、いろんな活動に挑戦しようという気持ちにつながっていきますよ!

 

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