手先の発達が著しい1歳児さんにぴったりの、シール貼り遊びをご紹介します。
シール貼り遊びのねらい
○手先、指先を使って繰り返し遊ぶことで、器用になる
○集中力がつく
○色や形の認識を育てる
○想像力が育つ
○「自分でできた!」という達成感を味わうことができる
○保育士や友だちと共通の遊びをすることで、言葉を促したり、気持ちを通わせたりする
上記のねらいについては、遊びを何度も繰り返し経験し積み重ねることにより、次第に身につくものだと捉えてください。
用意するもの
- 画用紙などの紙、はさみ、ペン
- シールは、子どもの発達や経験値に合わせて用意しましょう(1歳児は直径2cmくらいの大きさの丸シールがおすすめ)
遊びかた
最初は、1枚ずつシールを切って準備しましょう。
もし、子どもが剥離紙からシールをはがすことが難しいようでしたら、少し剥離紙を折っておくと、子どもが「自分でできた!」という喜びにつながりますよ。
シール貼りに慣れてきたら、子どもの様子を見ながらまとめてシールを渡していきましょう。
まずは、紙に好きなだけシールを貼って遊びましょう
何度も繰り返し遊ぶうちに、「またやりたい!「もっとやりたい!」という気持ちが芽生えてくると思います。このやる気は、他の遊びへの意欲にもつながります。
アレンジしてみよう!
子どもが貼ったシールに、保育士が少し手を加えて子どもの好きなものに見たてると、大喜びですよ。
バナナとはらぺこあおむしが出来上がりました。
日頃から子どもたちの好きなものを知っている保育士だからこそ、このように連想して描くことで子どもの想像力がアップすると思いますよ。
子どもたちが貼った色々な色のシールが…
こんなふうになりました!子どもたちの身近にあるもので描いてみてくださいね。
子どもの作品を季節の装飾、壁面にしよう!
いちご、ちょうちょを作ってみました。
その他園に咲く桜、ちゅうりっぷ、あり、だんご虫など
魚、すいかを作ってみました。
その他アイス、かき氷、ひまわり、あさがお、ヨットなど。園でトマトやきゅうり、ゴーヤ、オクラ、カボチャなど夏野菜を育てていたら、それを題材にするのもいいですね。
ぶどう、きのこを作ってみました。
その他りんご、かき、くり、どんぐり、さつまいも、コスモス、もみじ、いちょう、バッタなど、子どもたちが知っているものを題材にするといいですね。
クリスマスツリー、雪だるまをを作ってみました。
その他リース、ブーツなどクリスマスらしいものや、みかん、おもち、節分の鬼などもおもしろいですね。
子どもたちの身近にあるものを題材にして、装飾や壁面を作るようにすると、子どもたちも大喜びですね。
その他季節に関係ないものですが、子どもたちの好きなもので飾りを作ってみました。
ゾウとクマの目の部分は丸シールです
お花の真ん中の花柱に丸シールを使用しました
模様にいろいろな色の丸シールを使用しました
シール貼りを何度も経験するうちに、子どもたちから「○○つくってー!」などと期待感を持って遊ぶ様子が見られるかもしれませんね。
1歳クラスのうちに手先を使った遊びを大いに楽しんでくださいね。
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